★ 本 日 の 額 装 ★

素敵な作品をご紹介

9月の【本日の額装品】

★ 日本式のおもてなし 第三弾 最終日



★2024年9月29日

こんにちは。

本日は日本式のおもてなし 第三弾 最終日。

額装させて頂いた美人画2点目の最後の作品。

こちらも他の2作品と同様の額装仕立てです。


今回の額装3点に使用したマットボード色は、
当店でも特に人気の高いねずみ系ストーン柄。
正式名称は『ストーンシルバー』と呼びます。

余談ではございますが。。。

マットボードの呼び名には何故か、
『ねずみ』
の名称が良く使われます。

例を挙げれば、

◇しろねずみ
◇しもねずみ
◇うすねずみ
◇あおねずみ
◇あらねずみ
◇雅ねずみ
◇灰ねずみ

などなど。

以前からこのネーミング、
不思議に思っていました。

勿論、
マットボードメーカー各社により、
呼び名に多少の違いはありますが。


それはさておき当初ストーンシリーズは、
下記の4色展開で販売されていました。

◆ストーングレー
◆ストーンシルバー
◆ストーンホワイト
◆ストーンべージュ

現在ストーングレーがラインナップから外れ、
何故か廃盤扱いになってしまいました。

大変人気の高かったカラーでしたが残念です。

やはりマットボードを取扱うお店によって、
人気のカラーが各店で違ってくるのですね。

当店では売上げベスト3に入る人気色でした。
ですので全判状態で多少の在庫分があります。

もしご興味がおありでしたらお急ぎ下さいね。


最終日にご紹会のK様の美人画、
皆様如何でしたでしょうか。

とても風情のある美人画で魅力的でしたよね。
また、
各作品それぞれに違った趣がありましたよね。


最近、
当店でもインバウンドのお客様が急増中です。

海外の方の日本文化への憧れはすごいですね。
当店販売の掛軸も海外の方が良く買われます。
特に美人画や舞妓を画題とした軸は人気です。

京都や奈良を中心とした伝統的な日本文化。

神社や仏閣、茶の湯、生け花、着物など。
勿論、当店で販売している掛軸もですが。

もしかしたら、
私たち現代の日本人よりも、
海外の方の方がそのすばらしさを、
理解されているのかも知れませんね。

K様、
贈られた側の方もきっと喜ばれる事でしょう。

K様、
この度は当店をご利用頂き、
本当に有難う御座いました。

またのご来店を心よりお待ちしております。

★ 日本式のおもてなし 第二弾



★2024年9月28日

こんにちは。

本日は昨日に引続きK様浮世絵作品のご紹介。

美人画2点に交じり、他1点がコチラの作品。

今回、

額装に使用したフレーム・マットは全て統一。
お部屋に3枚並べて飾る場合も違和感はゼロ。
逆にまとまり感が出て作品が引き立ちますね。

皆様は海外ドラマや映画をご覧になりますか?

特に海外ドラマに登場するお部屋のセットを、
一度気に留めてごらんになって下さい。

リビングルームや寝室、階段に沿った壁際に、
きっと絵画や写真が並べて飾ってある筈です。

海外のセンスの良さにはいつも驚かされます。
特にインテリア関連の領域では圧倒されます。

話は変わりますが、
先日、当店で額装された住宅関連のお客様も、
海外にならって並べて飾ると仰っていました。

並べて飾る方法もお国柄で色々あるみたいで、
縦一列・横一列・互い違いなど多種多様です。

皆様は並べて飾る場合、如何されますか?

想像するだけでも夢が膨らみますね。

★ 日本式のおもてなし 第一弾



★2024年9月27日

こんにちは。

この季節、皆様如何お過ごしの事でしょうか。
私は毎日仕事に精を出して頑張っております。

本日は県内某所からお越し下さいましたK様。

K様は世界的シェアを誇る県内某企業のお方。
当店HPをご覧になり、お越し下さいました。

今回ご依頼頂いたのは『浮世絵』3点の額装。

勿論ご持参頂きました作品は全て秀逸な逸品。
かなり大きな作品で額装すると1メートル位。

美人画2点に他1点の合計3点のお仕事です。

こちらはK様個人の所有物では無く会社所有。
上席役員の方からのご指示で動かれています。


K様に作品の詳しい経緯をお伺いしてみると、

「帰国される海外VIPの方にお渡しします」
「帰国されても当社を思い出して頂ける様に」
「当社にとってとても大切なお客様なのです」

とのお話でした。

『浮世絵』は海外の方に好まれる贈り物です。
帰国される方にとって嬉しいサプライズです。

特に今回の作品はポスターでは無く本物です。
間違いなく喜んで頂ける素敵な贈り物ですね。

額縁は元々ヨーロッパ主流のものになるので、
フレーム自体に装飾がある物が多い傾向です。

油彩画や水彩画には装飾有りも良いのですが、
『浮世絵』はシンプルなフレームがベスト!

そこで今回K様に提案させて頂いたのが、⇩

皆様、こちらのフレームは如何でしょうか。
多彩な『浮世絵』画にピッタリなのでは。

因みにフレーム色はブラウンに近いブラック。
フレーム断面はフラットな形状をしています。

合わせるマットボード色はストーンシルバー。

名称に「ストーン」と付いているだけあって、
若干表面に石状の凹凸加工が施してあります。

このマットはブラックとの相性バッチリです。
勿論、ブラウンとの相性も良くお勧めです。

K様、
贈答品に日本文化の代表選手である『浮世絵』
このあたりを選ばれるK様のセンスに脱帽です。

これぞまさに〔日本式のおもてなし〕ですね。










★ ある夏の暑い日に



★2024年9月26日

皆様こんにちは。

ここ2、3日は幾分暑さが和らぎましたね。
朝晩は涼しくなり、過ごし易くなりました。
だんだん秋の気配が色濃くなってきそうです。

さて、
本日するご紹介するお客様は当店のご近所様。


■とある夏の暑い日の事でした■

朝10時の開店から絶え間のない来店者様数。
忙し過ぎて昼食も夕食も抜きで頑張りました。

夕方5時の閉店時になっても客足が途切れず、
延長に延長を重ね夜の7時になっていました。

わたくしさすがにもうフラフラの状態です。
これ以上はもう身体がモタナイ、そう思い
看板の電気を消し閉店準備をしていると・・

店舗の自動ドアがゆっく~りと開き、
そこには黒い人影が。 キャーーーァ

マジで心臓が止まるかと思いました。

よくよく目を凝らして店舗入口を見て見ると。

とってもハンサム(イケメン)な男性1名と、
大変上品なご婦人1名が立っておられました。


わたくし恐る恐るお声掛けすると、

わたくし:
「いまいまお店を閉めようとしていた所です」

お客様:
「額縁が欲しいのですが、まだいいですか?」

わたくし:
「閉店時間は過ぎていますが、勿論承ります」
「普段ならお店を閉めている時間なんですよ」
「お客様は運が良いですね」 談笑

お客様:
「実はコレなんですけど。。。」

わたくし:
「おっ、これは〇〇ー〇ーじゃないですか」
「どこでお買い求めになられたんですか?」

お客様:
「海外に行って買ってきました」
「これに合う額縁をお願いしたいのですが」

と、言った感じなのでした。

作品を拝見すると紛れも無いシルエット!!
そうです、『世界的に有名』なあの子です。

作品の大きさは、約1メートル×1メートル

さすがに大きさは海外製なので日本の規格外。
日本の既製品額では合うサイズがありません。
ほんの数ミリ合わないだけだったのですが・
・・・残念。

そこで作品ピッタリに合うオーダーフレーム
のご提案をさせて頂きました。

結果、

こちらのお客様はイケメン+漢の御方でした。

当店常設のオーダーフレームサンプル中から、
とても作品が映えるフレームを選ばれました。

またこちらのお客様、
フレーム決定までの時間が早い!

イケメン+漢+スピーディーなチョイス!

本当に好感の持てるタイプのお客様でした。

お話をさせて頂くと、なんとなんとご近所様。
お店から歩いて約1分の所にお住まいでした。
同伴の上品なご婦人はお母様とのお話でした。

後日、
お母様にも別件で当店を利用して頂けました。
お母様もイケメンご子息に負け無いくらいの
きっぷの良さでした。
遺伝子スゴ過ぎです。

尚、
今回のオーダー額制作過程風景は改めて、
当該HP【オーダー額】でご紹介します。

ちなみにオーダーフレーム額装後のお引渡し。
お客様には大変喜んで頂けたご様子でした。

この度のご来店、誠に有難う御座いました。
お母様も御身体大事になさって下さいね。




★ ガラスの交換



★2024年9月22日

皆様こんにちは。

東海地方は本日も各地で猛烈な暑さ。
とても9月下旬とは思えない暑さですね。

また、
現在石川県では多くの方が被災されています。
私も以前被災した東海豪雨時を思い出します。

石川県地方で現在も被災に遭われている方々。
千年に一度の大地震の後、五十年一度の大雨。
心よりお見舞い申し上げます。

さて暑い中、
本日も多数のお客様にご来店頂きました。
お運び頂き心底より厚く御礼申し上げます。



本日はガラス交換でお越しになったお客様。

お客様曰く、

「飼猫の悪戯で額縁が落ちてしまって・・」
「割れたガラスを交換してもらえませんか」
「出来れば軽いガラスが希望なんですけど」

との事。

こんな時、
額装全て当店にお任せ頂ければ大丈夫です。

当店では、
毎日数人おなじ様なケースで来店されます。

「額縁が落ちて、ガラスが割れてしまった」
「南海トラフをニュースで見て怖くなった」
「地震対策でアクリルガラスに交換したい」

などなどです。

現在では、

割れたガラス➡再び同じガラスに交換 ✖
割れたガラス➡アクリルガラスに交換 〇

が主流になっています。

アクリルガラスはガラスの上位に相当し、
ガラスより少しお値段は高くなります。

当店はアクリルガラス交換も得意分野です。
全国的にみても価格は安く設定しています。

多分、
名古屋でも指折りの安さと自負しています。


※ちなみにガラスとアクリルガラスの違い


◆ガラスの利点

・安価である。

◇ガラスの欠点

・重い
・割れ易い。



◆アクリルガラスの利点

・軽い
・割れ難い
・ガラスに比べ透明度が高い
・紫外線防止効果が90%以上ある
・上記効果により作品の退色が防げる

◇アクリルガラスの欠点

・ガラスより多少高価
・静電気で埃が付き易い

などです。

ちなみに当店では、
UVカットアクリルガラスを多用します。

通常のアクリルガラスでも紫外線90%を
カットしてくれていると言われています。

UVカットアクリルガラスは紫外線98%。
若しくは99%カットしてくれています。

絵画にとって紫外線は大敵です。
大切な作品も紫外線で退色してしまいます。

作品に太陽光の紫外線はもっての外ですが、
家の蛍光灯からも紫外線が結構出ています。
皆さんはご存じでしたか。

「気付いた時には既に絵画が退色していた」

と、いった事にならない様に早めの対策を!

当店では、

いつでもアクリルガラスの交換を承ります。
是非一度当店にご相談頂ければと思います。

尚、

アクリルガラス交換で、
今回ご依頼頂いたお客様の作品はコチラ⇩



★ 複数作品の額装依頼 第五弾



★2024年9月18日

皆様こんにちは。

9月も半分を過ぎましたね。

未だ暑い日が続きますが、もう暫くの我慢。
日没が短くなり秋が日に日に近づいています。

本日も多数のお客様にご来店頂きました。
お運び頂き心底より厚く御礼申し上げます。

さて、

本日も先月からの引続きの特集。
ボストン美術館の第五弾の額装品のご紹介。

今回、複数の額装をご依頼下さったのはA様。
ボストン美術館でお買い求めになったお土産。

複数作品すべてを、個別の額装にされました。
其々の作品に合わせA様がご自分でカスタム。

マットボード色は<スノーホワイト>を選択。
フレームは稀少な絶版フレームを贅沢に使用。
今ではなかなか手に入らない貴重な額縁です。


第五弾の作品はコチラ ⇩

★ ボタニカルアートの世界


★2024年9月16日

名古屋市市内からお越しのY様(仮名)

本日はY様のボタニカルアートのご紹介です。

こちらのY様は上品で明るいステキなお客様。
会話中終始笑顔で接して下さる女性のお客様。
今回のご依頼内容はマットボードとその額装。

話は変わりますが。。。

皆さんそもそも『ボタニカル』の意味、
ご存じの方どれ位いらっしゃいますか?

大変恥ずかしい事に、わたくし十数年前まで、
『ボタニカル』の言葉すら知りませんでした。

『ボタニカル』 の意味は諸説あるのですが、
一般的には【植物由来の】といった意味です。

そして『ボタニカルアート』になりますと、
植物を観察して精緻なタッチで描写する画。

つまり、

 植物を精細なタッチで描写する、
 「植物学的な絵画」のことです。

 「植物細密画」と言う呼び方もあり、
 植物図鑑の絵がこれにあたります。

今から十数年前の古いお話になるのですが、
名古屋大学の関係者様から額装のご依頼が。

丁度、
名古屋大学でノーベル化学賞を受賞された、
『野依博士』の時期でした。

生まれて初めて名古屋大学の校舎講堂に入り、
もの凄く緊張したのを覚えています。

名古屋大学の講堂に50~100人近く。
こちらの生徒様が描かれた作品展でした。

この時にご依頼を受けたお仕事内容は、
すべての生徒様のマット額装関連一式。

かなりの時間と労力を要したお仕事でした。
今でも当時の状況を鮮明に覚えております。

上記お仕事を通じて【ボタニカルアート】
と言うカルチャーを初めて知った次第です。

ちなみに、

当時(名古屋大学:作品展)のお客様が、
今でもリピーターで来て下さっています。


話は元に戻りますが。。。

Y様の今回の作品、皆様如何でしょうか。

とても緻密で精細な作品で、
溜め息が出るほど綺麗です。

Y様が選ばれたマットボード、
額縁との相性がピッタリです。

Y様ご本人も仕上がりに大満足のご様子。

お帰りの際の笑顔もチャーミングでした。



★ 在るべき場所に在るべき物が



★2024年9月10日

私事ですが。。。

お店の配送業務で使用している車が19年目。
新車で購入してから9回目の車検になります。

ここ数年は1回で車検が通らなくなりました。
本日ようやく車検に合格する事が出来ました。

また、ここ数年、

経年劣化に伴う消耗品の交換に出費が重なり、
新品部品も手に入り難くなってきました。

それでも20年近く乗っていると愛着が湧き、
他の車種に買い替える気が無くなりますね。
長年の『慣れ』もあり空気みたいな存在です。

【絵画や額縁】も車と同じ様な事が言えます。

本日ご紹介する素敵な額装品の所有者はO様。
高さが1メートルを超える大型のリトグラフ。

長年ご自宅に飾ってあったリトが突然落下!

大切にされていた額縁ガラスが割れてしまい、
額縁本体も酷く壊れてしまわれたのだとか。

そこで、
数あるお店の中から当店を選んで頂きました。
数ある額縁店の中から選んで頂きました事に、
厚く御礼申し上げます。

お客様O様いわく、

「長年飾って在った場所に在る物が無いと」
「そこに在って当たり前だったものだから」
「いざ無くなってみると非常に寂しいね」

との事。

O様のお気持ちを察しつつ、

今回ご希望の額縁の形をお聞きしたところ、
「壊れてしまった額縁と同じ様な感じで」
とのお答え。

早速、
オーダーフレームのサンプルカット中から、
一番良く似たフレームをご紹介したところ、
サンプル1本目で即決の運びとなりました。

そのO様が即断即決でチョイスされたのが、
上品で落ち着きのあるゴールドフレーム。

マットボードは落下破損を免れていたので、
O様のご希望によりそのまま使用しました。

こちらの作品は以前O様ご夫婦が、
ご友人から頂いたものなんだとか。

作品自体は経年の割りに色褪せも少なく、
非常に良好なコンディションでした。

不運にも落下で割れたガラスに変わり、
今回はUVカットアクリルガラスです。

紫外線にも強いUVアクリルガラスなので、
作品の退色を防ぐ効果が期待出来ますね。

勿論、ガラスに比べ割れ難くなっています。
ガラスより軽量である事も利点の一つです。

新たなフレームで生まれ変わり、
素敵な衣装を纏ったO様の作品。

O様ご夫婦には、大変喜んで頂きました。

★ 複数作品の額装依頼 第四弾



★2024年9月7日

9月になっても続く猛暑日の更新記録。
特に体調を崩しやすくなる季節ですね。

みなさま体調の変化に十分お気をつけ下さい。

さて、

本日も暑い中、ご来店下さいましたお客様方。
心底より厚く御礼申し上げます。

また、

お電話にてお問い合わせ頂きましたお客様方。
数ある額縁店の中から選んで頂きました事に、
厚く御礼申し上げます。


さて、

本日は先月からの引続きの特集。
ボストン美術館の第四弾の額装品のご紹介。

今回、複数の額装をご依頼下さったのはA様。
ボストン美術館でお買い求めになったお土産。

複数作品すべてを、個別の額装にされました。
其々の作品に合わせA様がご自分でカスタム。

マットボードは<コルクアイボリー>を選択。
フレームは稀少な絶版フレームを贅沢に使用。
今ではなかなか手に入らない貴重な額縁です。


第四弾の作品はコチラ ⇩

★ 縦に長いオーダー額



★2024年9月3日

みなさんこんにちは。

今回は9月最初の【本日の額装】になります。
曇り空ハッキリしない天気が続く今日この頃。

そんな中、

本日ご紹介の作品は、
非常にハッキリとしたタッチで描かれた作品。

ちなみにこちらの作品は、
名古屋市内からお越しのN様所有の油彩作品。

縦長のキャンバス地に色彩豊かな作風で、
花鳥が描かれた異国情緒溢れる作品です。

こちらの大きさは既製の額縁サイズには無く、
結果、オーダー額にされる運びとなりました。

多数サンプルフレームの中から迷われたN様。

まず、第一ステップのフレーム色選びは、
作品に合わせブラウン系フレームに決定。

次の第二ステップでフレーム形状を決められ、
最終第三ステップで決められたフレームは⇩

皆様如何でしょうか。

作風と相まって、南国情緒たっぷりですよね。

アンティーク調にゴールドラインが秀逸!!

まるで、
目の前に南国風景が拡がって見える様でした。

世界にひとつとても素敵な額装になりました。




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